windows環境でのRedmineインストール手順(2010年1月版)

1.ソースの入手

http://www.redmine.org/wiki/redmine/Download

に記載されているパスを参照して、SVNクライアントなどでファイルをチェックアウトする。
今回は「D:\redmine」に置いた。

2.rubyのインストール

rubyのインストーラは色々あるけど、最近窓の社で見かけたコレを使う。

http://ruby.morphball.net/rumix/

インストール選択画面で選択したものは以下。

  • mswin32版の動作に必要な外部ライブラリ(zlib.dll, readline.dll など)
  • RubyGems 1.3.5(Rubyパッケージ管理システム)
  • Rake 0.8.7(Ruby-Make)

上記以外は全て「インストールしない」を選択した。

3.railsのインストール

gem install rails -v=2.3.5 --no-ri --no-rdoc

※--no-ri --no-rdoc は時間短縮のため。入れても全然おk。

4.sqlite3のインストール

http://www.sqlite.org/download.html

より、windows用DLLをダウンロード。
Precompiled Binaries For Windowsの下の「sqlitedll-X_X_XX.zip」を解凍し、
中のDLLをパスが通っているところに置く。
今回は「D:\redmine\public」に置いた。

5.sqlite3のドライバインストール

普通にドライバをインストールしようとするとエラーが出るので、

gem install sqlite3-ruby --no-ri --no-rdoc

と実行。
参考:http://www.be-styles.jp/archives/4727

6.DB環境ファイル作成

D:\redmine\config\database.yml.example

D:\redmine\config\database.yml
にリネーム。

7.セッションID生成

コマンドプロンプトで「D:\redmine」に移動し、

rake config/initializers/session_store.rb

を実行。

8.DB作成

rake db:migrate RAILS_ENV="test_sqlite3"

※公式には「rake migrate」とあるが、windows環境では「db:migrate」にしなくてはエラーになる。

9.サーバー起動

ruby script/server -e test_sqlite3

10.接続確認し、初期設定

http://localhost:3000 にアクセス。
admin/adminでログインし、

  • 右上の「My account」からLanguageを日本語に。
  • 左上の「管理」に入るとデフォルトデータロードを推奨されるので、ロードする。

おしまい。

MYSQLとかで構築するのなら、公式を参照。
http://www.redmine.org/wiki/redmine/RedmineInstall